Convivi Labは、自律協生スタジオが主催する、誰でも参加可能なオープンな勉強会です。様々なプレイヤーの自律協生に向けた取組みを紹介しながら、コンヴィヴィアルな組織・地域・社会のあり方を考えてゆきます。ネットワークづくりにも最高の場ですので、奮ってご参加ください。

第20回は、「わずらわしさを引き受ける～『わたし』と『システム』のあわいのデザイン～」と題して、一般社団法人 公共とデザイン 共同代表の石塚理華さんをお迎えして、お届けします。

石塚さんは、昨年、『クリエイティブデモクラシー 「わたし」から社会を変える、ソーシャルイノベーションのはじめかた』（BNN）を上梓されました。 この本が凄く良くて、彼女が共同代表を務める「公共とデザイン」は、自分達と同じ未来をみようとしているんだなということがよくわかりました。

彼女達は、渋谷区ほか、様々なクライアントと共にプロジェクトを 行っています。その実践を通じて、最近は、手触りがある 「わたし」を埋め込む形でデザインする態度が重要なのでは無いかということを考えているそうです。 しかし、そのためには人との関わりから生まれるわずらわしさや手間、時間的な 制約を引き受けることが必要になります。 その一方で、社会変革のためには、システムからのアプローチも必要になる。 この「わたし」と「システム」の間で、時に揺れ動き、引き裂かれながらも考え、 形にしようとしていることを、今回は話して頂く予定です。 皆さまの参加をお待ちしています。